PCクラスタシステムでは、下記のデバッガ・プロファイラ・ツールをご利用いただけます。
 


    GNU Debugger(GDB)
    gprof
    Intel Parallel Studio 2017 ツール

     

    【TIPS】デバッガ、プロファイラとは

    デバッガとは、プログラム上のバグ(不具合)を検出する作業を支援するソフトウェアです。
    プログラムの実行を中断する「ブレークポイント」機能、一段階ずつ実行する「ステップ実行」機能、実行中のメモリやレジスタ、変数などの状態を見る「トレース」機能などが搭載されています。
     

    プロファイラとは、プログラムの性能解析を行うツールです。サブルーチンの実行時間や呼び出し回数を計測し、プログラム上の無駄な処理の検出をするために使用します。


     

    GNU Debugger(GDB)

    利用方法

    起動コマンド

    起動コマンド例

    % gdb-ia

     

    gprof

    プロファイラ「gprof」を使用することで、サブルーチン毎の実行時間や呼び出し回数を計測することが可能です。
     

    利用方法

    1.コンパイル時のオプション指定

    コンパイル時に-pgオプションを指定し、デバッグ情報を生成してください。

    % ifort -pg test.f90
    % icc -pg test.c

     

    2.プログラムの実行

    通常の方法でプログラムを実行してください。
    生成された実行ファイルを実行すると、「gmon.out」が生成されます。
     

    3.プロファイラの起動コマンド

    プロファイラを下記のコマンドで起動します。
    ※ここで指定する実行ファイルは「gmon.out」ではなく、手順1でコンパイルして生成した実行ファイルです。特に指定しなければ「a.out」という名前で生成されます。

    % gprof (実行ファイル名)

    実行したサブルーチンの一覧と関数の呼び出し回数が表示されます。
    下記は表示例です。

    Each sample counts as 0.01 seconds.
     %   cumulative  self       self   total
     time  seconds  seconds  calls ms/call ms/call name
     91.26   0.94   0.94     4  235.00  235.00 AAA_
     8.74   1.03   0.09                  BBB_
     0.00   1.03   0.00     1   0.00  940.01 CCC_

    表示されている項目は下記の通りです。

    % time 実行時間(全実行時間に対する関数当たりのパーセンテージ)
    cumulative seconds  その関数より上位に示されている関数との累積実行時間(秒)
    self seconds     関数あたりの総実行時間(秒)
    calls   関数の実行された回数
    self ms/call 1回の関数実行にかかる時間(ミリ秒)
    total ms/call 1回の関数実行にかかる時間の合計(ミリ秒)
    name 関数名

     

    Intel Parallel Studio XE 2017 ツール

    Intel Parallel Studioにて、以下のツールを提供しております。
      ・intel Advisor 2017
      ・intel Inspector 2017
      ・intel Trace Analyzer & Collector 2017
      ・intel VTune Amplifier 2017
     

    Intel Parallel Studioについては以下をご覧くださいませ。
    Intel Parallel Studio XE 2017(エクセルソフトHP)
     

    intel Advisor 2017

    起動コマンド

    起動コマンド例

    % /opt/intel/advisor/bin64/advixe-gui

    ※Xサーバ環境が必要となりますので、あらかじめ起動をお願いいたします。
     

    intel Inspector 2017

    起動コマンド

    起動コマンド例

    % /opt/intel/inspector/bin64/inspxe-gui

    ※Xサーバ環境が必要となりますので、あらかじめ起動をお願いいたします。
     

    intel Trace Analyzer & Collector 2017

    起動コマンド

    起動コマンド例

    % /opt/intel/itac_latest/intel64/bin/traceanalyzer

    ※Xサーバ環境が必要となりますので、あらかじめ起動をお願いいたします。
     

    intel VTune Amplifier 2017

    起動コマンド

    起動コマンド例

    % /opt/intel/vtune_amplifier_xe/bin64/amplxe-gui

    ※Xサーバ環境が必要となりますので、あらかじめ起動をお願いいたします。