SALMON講習会 −高性能計算・データ分析基盤システム SQUIDを用いた応用計算ハンズオン−

開催趣旨

概要

レーザー加工は長らくナノ秒パルスによる熱加工が主でしたが、近年は熱影響が少なく、nmオーダーの加工も可能なフェムト秒パルスレーザーを用いた加工が盛んになってきています。フェムト秒パルス加工では熱が発生する前に電子のみを励起させることで、高精度加工を可能にしています。このような“非”熱加工を理解・解析するには電子と光の相互作用をシミュレートする必要があります。SALMONは、電子と光の運動を高精度に解析することができ、この様な課題を解決できる最適なソフトウェアです。今回の講習会では、レーザー科学の基礎とSALMONの背景にある基礎理論と計算法の簡単な説明を行った後、本センターの高性能計算・データ分析基盤システム SQUIDを用いてSALMONの利用方法の実習を行います。理論の研究者だけではなく、実験研究者や企業に属する研究者・技術者、大学院生の参加を歓迎いたします。

 

講師

野田真史(株式会社アカデメイア)

 

参加申し込み

HPCIポータルサイトにて申し込みを受け付けております。
こちらより申し込みください / Please register here

 

プログラム

11:00-12:00 レーザー科学の基礎及びSALMONの概要の説明
12:00-13:30 <昼食>
13:30-14:00 SQUIDへのログイン、演習環境設定
14:00-15:00 実習1
15:00-15:30 <休憩>
15:30-16:30 実習2

 

お問い合わせ

hpci-workshop[-at-]hpci-office.jp([-at-]は@にしてください)までお問い合わせください。

開催日 :2024年11月7日(木)11:00~16:30 (10:30接続開始)
講師  :高度情報科学技術研究機構(主催)、株式会社アカデメイア(共催)
     Q-LEAP先端レーザーイノベーション拠点「光量子科学によるものづくりCPS化拠点」部門(共催)
     量子科学技術研究開発機構 関西光量子科学研究所(共催)、大阪大学 D3センター(共催)
開催場所:Zoomによるオンライン開催
種類  :座学、実習
定員  :20名程度(先着順)
申込締切:11月1日(金) 17:00