マルチスケールの熱流動シミュレーションに関する研究

report2014_20150325

 

氏名:芝原正彦, 植木祥高
所属:大阪大学大学院 機械工学専攻
概要:原子分子から工業機械内の現象に至るまでマルチスケール熱流動シミュレーションの展開を目的に下記の内容を実施した.微細構造がポテンシャルエネルギーに与える影響を第一原理計算ソフトウェアGaussianを活用して第一原理計算により調査した.これにより微細構造面がPt表面-H2O単分子間ポテンシャルエネルギーに与える影響を定量的に調査した.また,タービン内の熱流動現象の精緻な理解の獲得のため乱流伝熱場の数値解析を行った.それにはSX-ACEを活用して実施した.角柱回りのエントロピー生成量を評価し,数値解析モデル開発とその検証を行った.

 

論文掲載,発表実績:
(国内研究会等発表論文)

  • 廣田大地,小田豊,藤原航太,芝原正彦,“LESにおける局所・時間平均エントロピー生成の予測モデルに関する研究”, 日本機械学会 熱工学カンファレンス2014, E221, 2014年11月8日.
  • 中西拓人,Zolotoukhina Tatiana,植木祥高,芝原正彦,“微細構造がポテンシャルエネルギーに与える影響に関する第一原理計算”, , 日本機械学会 関西学生会平成26年度学生員卒業研究発表講演会, 9A15, 2015年3月14日.



Posted : March 18,2015