Exploring an approach using persistent homology for the confinement phase transition of quark-gluon matter

 

Authors:Akira Ohno

Affiliation:Faculty of Science, Kyushu University

Abstract:クォーク・グルーオン物質の非閉じ込め相転移に現れる物理現象を解明するため、パーシステントホモロジー解析を用いた有効なアプローチを模索している。今回はその一環として、QCDの閉じ込め機構を説明するとされているセンターボルテックスの時空間配置がどのように温度変化するかを調べた。数値シミュレーションによってセンターボルテックス構造を計算し、パーシステントホモロジー解析を行ってその「穴」を表す位相幾何学的特徴(1次のホモロジー)を調べた結果、転移点において閉じ込めからsQGPの状態への遷移を説明する顕著な変化が確認された。

 




Posted : March 31,2020