Large scale atomistic simulation of defects and hydrogen behavior in iron

 

Authors:Fanshun Meng, Shigenobu Ogata

Affiliation:Graduate School of Engineering Science, Osaka University

Abstract:大規模分子動力学シミュレーションによりbcc鉄に点欠陥(vacancyおよびinterstitial)を導入した原子モデルを作成し、作成した原子モデルに対して水素原子を導入した場合と導入しない場合とでこれらの点欠陥の拡散挙動がどのように変化するかを解析した。その結果 水素の有無にかかわらずinterstitialの拡散はvacancyに比べて速いことが確かめられた。また、水素の有無によるこれらの拡散速度の変化については、温度や水素濃度によって水素の影響が変化することがわかったが、その変化のばらつきが大きく、系統的な結果を得るためには今後さらに慎重な解析が必要であることがわかった。

 




Posted : March 31,2020