Effects of high intensity Laser Plasma Interaction on hydrodynamic simulations

 

Authors:Takeru HATANAKA,Hideo NAGATOMO

Affiliation: Institute of Laser Engineering, Osaka University

Abstract:目的 プラズマの密度スケールが長い領域に高強度レーザーを照射した際に顕著に起こるレーザープラズマ相互作用(LPI)を考慮した流体シミュレーションコードの開発を行うために、その影響のモデル化に取り組む。特に、電磁粒子(PIC)シミュレーションを用いて現象の数値解析を行い、データ収集、および現象の詳細な解析を行う。
内容  PICシミュレーションを用いて、長いスケール長のプラズマ中 でのLPIで発生する誘導ラマン散乱(SRS)、誘導ブリリアン散乱(SBS)をからの反射光スペクトル、および高速電子スペクトル等のデータ収集を行った。
結果 SRSとSBSによる反射光スペクトル、および発生する高速電子スペクトルのデータを収集した。従来研究に比べ、様々なスケール長、レーザー強度に対する現象について、長時間のシミュレーションを行うことができた。これによって、キャビティの発生、absolute SRS, convective SRSなどの成長に伴う反射光や高速電子の発生に強い影響を及ぼすことが分かり、今後のモデル化を進める上で、非常に有効なデータを蓄積することができた。

 

Publication related to your research
(Etc)

  • Takeru Hatanaka, “Effects of high intensity Laser Plasma Interaction on hydrodynamic simulations”, 61th Annual meeting of the American Physical Society meeting, Division of Plasma Physics, October 24, 2019, Fort Lauderdale, USA.(ポスター発表)
  • 畠中 健、高強度レーザープラズマ相互作用の流体シミュレーションに対する影響
    第36回プラズマ・核融合学会年会、2019年11月29日、中部大学(ポスター発表)

 




Posted : March 31,2020