Investigation of streptococcal virulence factors in pathogenic process

 

Authors:Masaya Yamaguchi, Masayuki Ono, Kotaro Higashi

Affiliation:Department of Oral and Molecular Microbiology Osaka University Graduate School of Dentistry

Abstract:本研究では、侵襲性疾患由来株ならびに無症候性定着株の全ゲノム情報を比較し、ゲノムワイド関連解析(GWAS)と分子進化解析を行うことで、病態形成に必要な分子または無症候的に定着するための機構の解明を試みる。得られた情報をもとに、実験で因果関係を検証するとともに侵襲性病態の制御手段を探索する。GWASと分子進化学的解析を行うことで、病態と相関する因子を探索するとともに、自然淘汰に基づいた種における重要性を評価する。すなわち、現在加速度的にデータが収集されている細菌ゲノム情報について、感染モデルを用いた解析のみでは難しい、ヒトの臨床病態を反映した高解像度の解析戦略が可能となる。

 

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(Etc)

  • 大野誠之.大規模オミクス解析に基づく病原レンサ球菌侵襲性感染症の発症機構の解明.岩垂育英会奨学金授与式・講演会.受賞講演.2022年3月19日.オンライン

 




Posted : March 01,2022