Designing of Composite Materials by Using Computational Science

 

Authors:Takahiro Yamasaki, Hiroyuki Ogiwara, Hiroyoshi Momida, Takumi Akada

Affiliation:SEI Joint Research Chair for Materials Design, Graduate School of Engineering, Osaka University

Abstract:第一原理計算プログラムを用いて界面を含む構造のエネルギー計算を行い、それらの結果を教師データとしたニューラルネットワークポテンシャル(NNP)を作成し、より大規模な古典分子動力学計算を行うという一連の手順を確立した。第一原理計算プログラムはPHASE/0(2022.01)を用い、NNP作成にはDeePMD-Kitを、古典分子動力学計算にはLAMMPS(+DeePMD)を使った。原子種が3種を超える場合に教師データの不足により古典分子動力学法計算が破綻するなどの事象が発生した。教師データを適切に補うための知見を積み重ねている。また、鉄鋼材料中の母相に対する析出物の整合性(3種の界面構造モデル)の第一原理計算プログラムによる評価を試みたが、1,000原子規模では歪のたまらない構造を作るのに充分でない、初期界面構造モデルが適切でないと界面で激しい原子拡散が生じるなど、いくつかの課題が明かになった。

 




Posted : March 31,2023