Viscosity and elementary excitations in molecular liquids

 

Authors:Iwashita, Takuya

Affiliation:Department of Science and Technology, Oita University

Abstract:本研究の目的は,高温液体の粘度と局所構造緩和の関係性を明らかにすることである。先行研究において液体金属の粘度と構造緩和時間の関係性を特徴付けることに成功したため,本研究では,より複雑な低分子量の分子性液体までその考え方を拡張し,その適用可能性について調べた.結果,粘度の源である応力の時間相関関数は,高温状態でさえ振動モードと緩和モードに分離でき,その緩和モードが局所構造緩和と関連していることを見出した。

 




Posted : March 31,2023