Affiliation：Division of Mechanical Engineering, Graduate School of Engineering, Mie University

Abstract：DNS(Direct Numerical Simulation)により，傾斜回転と脈動による衝突噴流の制御を行い，衝突距離と周波数比（=脈動周波数/回転〃）が伝熱特性に与える影響を明らかにした．傾斜角度を時間変化させた回転衝突噴流の制御を行い，回転周波数と傾斜角度の変動周波数（傾斜周波数）が同じ場合，領域中央部の伝熱が増加し，傾斜周波数が大きい場合，領域外縁部の伝熱が向上することを明らかにした．壁面が振動制御された複数の衝突噴流では，振動周波数や振動振幅が大きいときは伝熱の一様性が高くなることを明らかにした．平面液体自由噴流における噴流と周囲流体の密度比が噴流の拡散に及ぼす影響を明らかにした．

Publication related to your research:
（International conference paper）

• K. Fujimori, K. Tsujimoto, T. Shakouchi, T. Ando and M. Takahashi, “DNS Analysis of the Effect of Control Parameters on the Heat Transfer Performance of Intermittently Controlled Multiple Impinging Jets”, Proc. 23rd Australasian Fluid Mechanics Conference, 8p., Dec. 2022.

（Domestic conference/wokrshop）

• 藤森 航紀，辻本 公一，社河内 敏彦，安藤 俊剛，高橋 護，“DNSによる間欠制御された多重衝突噴流の周波数特性”，日本機械学会2022年度年次大会講演論文集, 5p., Sep. 2022.
• 坂野 友一，辻本 公一，社河内 敏彦，安藤 俊剛，高橋 護，“DNSによる傾斜・回転制御の周波数比が衝突噴流の流動特性に与える影響”，日本機械学会2022年度年次大会講演論文集, 4p., Sep. 2022.
• 藤森 航紀, 辻本 公一, 社河内 敏彦, 安藤 俊剛, 高橋 護，“傾斜角度を時間変化させた回転衝突噴流のDNS”，第99期日本機械学会流体工学部門講演会講演論文集, 4p., Nov. 2022.
• 岡田 陸, 辻本 公一, 社河内 敏彦, 安藤 俊剛, 高橋 護,“フェーズフィールド法による平面液体噴流の微粒化における密度比の影響”，第 36 回数値流体力学シンポジウム講演論文集，5p., Dec. 2022.
• 坂野 友一，辻本 公一，社河内 敏彦，安藤 俊剛，高橋 護，“DNS による傾斜・回転制御の制御パラメータが伝熱特性に与える影響”，日本機械学会東海支部第72期総会･講演会講演論文集，1p, Mar. 2023.
• 岡田 陸，辻本 公一，社河内 敏彦，安藤 俊剛，高橋 護，“液体噴流の微粒化における密度比が流動特性に与える影響の解析”，日本機械学会東海支部第72期総会･講演会講演論文集，1p., Mar. 2023.
• 藤森 航紀，辻本　公一，社河内 敏彦，安藤 俊剛，高橋 護，“DNS による傾斜角度を時間変化させた回転衝突噴流の流動解析”，日本機械学会東海支部第72期総会･講演会講演論文集，1p., Mar. 2023.
• 増田 竜海，辻本 公一，“振動制御された多重衝突噴流の流動構造・伝熱特性”，日本機械学会東海支部第54回学生会卒業研究発表講演会講演論文集，2p., Mar. 2023.