レーザー加工の理解と解析に向けたSALMON利用法講習会 −高性能計算・データ分析基盤システム SQUIDを用いた応用計算ハンズオン−

Please note that this session will be held in Japanese.
開催趣旨
概要
一般財団法人高度情報科学技術研究機構により、SALMONの講習会が行なわれます。HPCIポータルサイト上の講習会案内はこちらからご覧ください。
レーザー加工は長らくナノ秒パルスによる熱加工が主でしたが、近年は熱影響が少なく、nmオーダーの加工も可能なフェムト秒パルスレーザーを用いた加工が盛んになってきています。フェムト秒パルス加工では熱が発生する前に電子のみを励起させることで、高精度加工を可能にしています。このような“非”熱加工を理解・解析するには電子と光の相互作用をシミュレートする必要があります。SALMONは、電子と光の運動を高精度に解析することができ、この様な課題を解決できる最適なソフトウェアです。
今回の講習会では、レーザー科学の基礎とSALMONの背景にある基礎理論と計算法の簡単な説明を行った後、本センターの高性能計算・データ分析基盤システムSQUIDを用いてSALMONの利用方法の実習を行います。理論の研究者だけではなく、実験研究者や企業に属する研究者・技術者、大学院生の参加を歓迎いたします。
以下のような方におすすめです
- HPCIのユーザの方、HPCIを利用する予定がある、または利用を検討している方
- SQUIDのユーザの方、SQUIDを利用する予定がある、または利用を検討している方
受講にあたってのご注意
- SQUIDへのSSH接続
事前に接続の可否をご確認ください。
*SSH接続が出来ない場合には、SQUIDでの実習が行えません。 - web会議システムZoom
Zoomアプリを用いた接続をお願いします。事前に接続の可否をご確認ください。 - Linuxの基本的なコマンドの使い方
ハンズオンでは、Linuxを使用します。基本的なコマンドの使い方(cat、ls、cd、pwd、cp、tar)を事前にご確認ください。
*Linux初心者向けの簡単な資料も用意しています。受講される方には、他の資料と同様に配布いたします。 - テキストエディタ(viまたはEmacs)の使い方
ハンズオンでは、簡単にテキストファイルの編集を行っていただきます。テキストエディタとして、viあるいはEmacsを使用していただきますので、基本的な使い方を事前にご確認ください。
参加申し込み
プログラム
11:00-12:00 | レーザー科学の基礎及びSALMONの概要の説明 |
12:00-13:30 | <昼食> |
13:30-14:00 | SQUIDへのログイン、演習環境設定 |
14:00-15:00 | 実習1 |
15:00-15:30 | <休憩> |
15:30-16:30 | 実習2 |
講習会資料
本講習会で使用するテキストは、当日に配布いたします。
お問い合わせ
登録施設利用促進機関 / 文部科学省委託事業「HPCIの運営」代表機関
一般財団法人高度情報科学技術研究機構(RIST) ワークショップ担当
hpci-workshop[-at-]hpci-office.jpまでお問い合わせください。
([-at-]は@にしてください)
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Date : Nov 6, 2025 11:00 a.m. - 4:30 p.m.
Instructor: 野田真史(株式会社アカデメイア)
Organizer: 一般財団法人高度情報科学技術研究機構
Co-organizer: 大阪大学 D3センター、株式会社アカデメイア、Q-LEAP先端レーザーイノベーション拠点「光量子科学によるものづくりCPS化拠点」部門、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 関西光量子科学研究所
Venue: Online
Type : Lecture, Hands-on
Quota: 20
Application deadline: 0ct 31, 2025 5:00 p.m.