Improvements of Tsunami Inundation Simulation
Authors:Akihiro Musa
Affiliation:Cyberscience Center, Tohoku University
Abstract:
目的: 津波浸水被害予測シミュレーションの予測範囲の拡大を行う.
内容: 本シミュレーションにおける津波浸水被害予測の範囲は相模トラフ地震と南海トラフ地震をターゲットとした茨城県から鹿児島県の太平洋沿岸であった.本研究では日本海溝と千島海溝の地震をターゲットとして,北海道から福島県の太平洋沿岸の津波浸水被害予測を可能とするものである.
結果: 日本海溝と千島海溝の地震に対応した断層パラメータ,北海道から福島県太平洋沿岸の地形データを開発し,北海道から鹿児島県太平洋沿岸の被害予測を可能とした.
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(Etc)
- A. Musa, T. Soga, T. Abe, M. Sato, K. Komatsu, S. Koshimura, H. Kobayashi, “Evaluation of Tsunami Inundation Simulation using Vector-Scalar Hybrid MPI on SX-Aurora TSUBASA,” The poster presentation at The International Conference for High Performance Computing, Networking, Storage and Analysis (SC20), November 2020.
- 読売新聞 2021年2月22日(朝刊) “津波被害推計エリア1.6倍 北海道から鹿児島 地震後20分~30分 東北大など”
- 日刊工業新聞 2021年3月10日 “3.11メッセージ 東日本大震災10年 AI・スパコン 災害に挑む 想定外のないリスク管理へ”
- 電波新聞 2021年3月24日(朝刊) “東日本大震災10年 電機 進化する津波の浸水予測 ITサービス大手が存在感”
Posted : March 01,2021