Computational comprehensive site-saturation mutagenesis for structural stabilization of membrane proteins
Authors:Ryo Tanaka, Teppei Niide, Yoshihiro Toya, Hiroshi Shimizu
Affiliation:Department of Bioinformatic Engineering, Graduate School of Information Science and Technology, Osaka University
Abstract:膜タンパク質に対し全残基部位特異的飽和変異を行い、構造の安定性に影響を与えるアミノ酸残基のスクリーニングと変異候補残基の選定を実施した。具体的には、タンパク質中の全アミノ酸残基に対して、20種類全てのアミノ酸を置換した点変異モデルを作成し、変異前後における自由エネルギー変化から各アミノ酸残基の安定性に及ぼす影響を評価した。その結果、全4,440モデルの内1,037モデルで安定性の向上を示した。この結果を元に、変異体作製のためのガイドマップを作成した。今後、本ガイドマップを利用しウェット実験での効率的な変異体スクリーニングの実施が期待できる。
Posted : March 01,2021