Detailed design of BNCT-SPECT considering coincidence counting between detection elements

 

Authors:Mikito Yagura

Affiliation:Quantum Reaction Engineering

Abstract:BNCTの治療効果をリアルタイム計測するBNCT-SPECT装置において、治療場に存在しうる全ての放射線を考慮したシミュレーションを行い、非同時計数法と同時計数法によるノイズ低減の効果とBNCT-SPECT装置の性能を正確に評価することを目的に研究を行った。PHITS(Particle and Heavy Ion Transport code System)を用いて、頭部に中性子ビームを照射し、検出器中心位置での中性子・γ線フラックスを求める計算をはじめ、各計算で多大な時間がかかることが予想されたため、「SQUID」を使用した。
結果として、計算時間が研究室で使用しているPCの使用時に2〜4週間かかる計算を1日以内に短縮することができた。計算短縮のおかげで、BNCT-SPECT装置の性能を正確に評価することができた。

 




Posted : March 31,2023