利用者交流会:Pythonチュートリアル(中級編)

概要

利用者交流会は、本センターの利用者を中心に、幅広い学術・産業界のユーザ交流による計算科学分野でのサード・プレイス的な場の提供を行うものです。Pythonチュートリアルは、利用者交流会の支援プログラムとして開催するものです。このため、本センターの利用者だけでなく、利用学術機関・利用民間企業に属する方やその他の学術機関、民間企業にて、
・シミュレーション等に興味をお持ちの方
・これまで「興味はあったがスパコンを使ったことがない」方、使い始めた方
・プログラミングに興味がある方(Pythonプログラミング)
であれば参加いただけます。
 

Pythonチュートリアル(中級編)について

  • 本チュートリアルは、中級編ですがPythonを触ったことのある程度の初級者の方を想定した内容を予定しています。初回は、初級程度の内容を振り返りながら、実践プログラミングの例をもとにハンズオンで開催します。チュートリアルではPythonの知識だけでなく、IT、Web・インターネット・AIなどの関連知識についても説明します。
  • 本チュートリアルは、本センターの応用情報研究部門(下條教授・センター長、伊達准教授)の協力を得て、同部門に所属する大学院生によるチュートリアル開発・講師を努めるものです。院生自身の経験を踏まえ、これからPythonを始めたいと考えておられる方、少しかじったものの諦めてしまい、再挑戦されたい方などを念頭に実施頂くもので、この機会に分からないことを気軽にご質問いただけます。
  •  

    ※備考:セミナー内でプログラミング環境として使用するIDEは、主にGoogle Colaboratoryを使用して進めます。Google Colaboratoryは無料ですが、利用にはGoogleアカウントが必要になります。Google Colaboratoryについてはこちらをご参照ください。また、これまで使い慣れたPythonをサポートしているIDEで参加いただいても質問していただけます。

     

プログラム

Pythonチュートリアル(中級編)は、毎週1日(月曜日)、3週間に渡って計3回開催します。
 

Day1

10月17日(月)13:15 - 15:00
13:15 - 13:20 ご挨拶と趣旨説明
大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 伊達 進
13:20 - 14:45 数値計算、データの可視化、Webスクレイピング等を通じて、Pythonライブラリの使い方を学びます。
(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学大学院情報科学研究科 安田 成寿)
14:45 - 15:00 ラップアップと質問コーナー

 
 

Day2

学習データの前処理を含めたAIプログラミングを学習します。前処理にはPandasを、AIモデルにはscikit-learnを主に用います。AIを始めていくために必要である、基礎的なプログラミング知識の習得を目標とします。(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 安田 成寿)

10月24日(月)13:15 - 15:00
13:15 - 14:45 チュートリアル
14:45 - 15:00 ラップアップと質問コーナー

 

Day3

画像分類を題材として、深層学習(Deep Learning)を学習します。TensorFlow/Kerasを深層学習のライブラリとして用います。深層学習を使うために必要である、基礎的なプログラミング技術の習得を目標とします。(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 安田 成寿)

10月31日(月)13:15 - 15:00
13:15 - 14:45 チュートリアル
14:45 - 15:00 ラップアップと質問コーナー

 

参加に当たってのご注意

新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本イベントはオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。接続方法については、別途連絡いたします。

開催日 :10月17日(月)13:15 - 15:00
     10月24日(月)13:15 - 15:00
     10月31日(月)13:15 - 15:00
講師  :サイバーメディアセンター
開催場所:オンライン配信
種類  :座学、実習
定員  :ハンズオン参加 15名程度まで、聴講のみ 100名
申込締切:10月17日(月)10:00

定員に達したため申込受付は終了しました