SQUID
「SQUID(Supercomputer for Quest to Unsolved Interdisciplinary Datascience)」は、汎用CPUノード群、GPUノード群、ベクトルノード群、大容量ストレージから構成され、16.591 PFLOPSの総理論演算性能を有するスーパーコンピュータです。
システム構成
総演算性能 | 16.591 PFLOPS | ||
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ノード構成 | 汎用CPUノード群 1,520 ノード(8.871 PFLOPS) |
プロセッサ:Intel Xeon Platinum 8368 (Icelake / 2.40 GHz 38コア) 2基 主記憶容量:256GB |
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GPUノード群 42 ノード(6.797 PFLOPS) |
プロセッサ:Intel Xeon Platinum 8368 (Icelake / 2.40 GHz 38コア) 2基 主記憶容量:512GB GPU:NVIDIA A100 8基 |
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ベクトルノード群 36 ノード(0.922 PFLOPS) |
ベクトルホスト(Vector Host) | AMD EPYC 7402P (2.8 GHz 24コア) 1基 主記憶容量:128GB |
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ベクトル エンジン(Vector Engine) |
NEC SX-Aurora TSUBASA Type20A(10コア) 8基 主記憶容量:48GB |
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ストレージ | DDN EXAScaler (Lustre) | HDD:20.0 PB NVMe:1.2 PB |
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ノード間接続 | Mellanox InfiniBand HDR (200 Gbps) |
利用方法
Gallery
ニュース
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SQUIDを利用して得られた研究成果を含む論文もしくは、SQUIDに関連する論文を執筆される際は、以下の論文を引用ください。
Supercomputer for Quest to Unsolved Interdisciplinary Datascience (SQUID) and its Five Challenges -
2022年9月30日 Intel社のWEBサイトにSQUIDの記事が掲載されました。
Osaka University CMC Enables Large-Scale Research
SQUID opens new doors to national and global scientific collaboration with a heterogeneous architecture - 2022年9月 SQUIDを利用した取り組みが、日経Leaders Visionの特集記事 「スパコンは激甚災害から国を救うインフラに〜実稼働した津波浸水被害推計システムの真価〜」 で紹介されました。
- 2021年12月28日 サイバーHPCジャーナルNo.11にて特集記事「高性能計算・データ分析基盤システム(SQUID:Supercomputer for Quest to Unsolved Interdisciplinary Datascience)~わが国の学術・産業の発展を支える研究基盤の実現に向けて~」[DOI:10.18910/87667]を公開しました。
- 2021年12月15日-27日で開催された大学ICT推進協議会(AXIES) 2021年度年次大会の投稿論文 大阪大学のデータ集約基盤ONION を公開しました。
- 2021年7月16日開催の「DDN Japan User Forum 2021」で、本センターの伊達 進 准教授がSQUIDおよびデータ集約基盤ONIONの事例を紹介しました。
- 2021年7月9日のオラクルエンジニア通信でSQUIDが紹介されました。詳細はこちらをご参照ください。
- 汎用CPUノード群が2021年6月付のTOP500において67位、HPCGにて54位、Green500にて57位となりました。
- 2021年5月25日にSQUIDのお披露目を実施しました。詳細はこちらをご参照ください。
- 2021年5月10日より新規利用者向けに、SQUID無料お試し利用の募集を開始しました。詳細はこちらをご参照ください。
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2021年5月6日よりSQUIDを稼働開始しました。また、以下のプレスリリースを行いました。
大阪大学 サイバーメディアセンター、NEC が納入したクラウド連動型 HPC・HPDA 用 新スーパーコンピュータシステムSQUID(スクウィッド) を 2021年5月から稼働開始 - 2021年4月6日(米国時間)Intel社より、第3世代Xeon Scalable Processor (Ice Lake)が発表されました。汎用CPUノード、GPUノードには、この第3世代Xeon Scalable ProcessorであるIntel Xeon Platinum 8368 (38コア, 2.40 GHz)が2基搭載されます。下記のサイトで本プロセッサのことがわかります。(大阪大学のことも紹介されています。)
Intel社のイベント(How Wonderful Gets Done 2021)
Supermicro社のプレスリリース
HPCWire - SX-ACEからSQUIDへのデータ移行と無料お試し利用について(既存利用者向け)
- SQUIDラックデザインコンテスト(終了済)
- SX-ACEで実行しているプログラム・アプリケーションをSQUID ベクトルノード群(SX-Aurora TSUBASA)へ移行するために、現時点でご準備いただける内容を公開しました。
SX-Aurora TSUBASA移行にあたっての注意点 - 2020年12月14日開催の第20回PCクラスタシンポジウムで、株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン 橋爪様よりSQUIDの事例をご紹介いただきました。
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2020年11月25日にSQUIDのプレスリリースを行いました。
SQUIDを2021年5月から稼働 -インテル、NVIDIA、DDN、クラウディアン、日本オラクルらと協働し実現-