所属：
福井大学 工学部

概要：
液体金属のように、固体相から溶融した液体中に生じる乱流の発生維 持機構を解明するとともに、高精度に予測する方法を開発することを目指している。相変化の影響と半溶融帯を伴う溶融液体内に発生する乱流の直接数値 シミュレーションを実現するための解析法を開発した。

論文掲載,発表実績:

（国際会議会議録掲載論文）

• Takashi Ohta, Keisuke Yamada, "Sweeping within the turbulent boundary layer along a melting wall", Proceedings of 8th International Symposium on Turbulence, Heat and Mass Transfer, J023, Sep. 2015.
  Takashi Ohta, Naoto Akiyama, " Simulation of Turbulent Boundary Layers of Melting Liquid Metal Flow with a Mushy Layer", Proceedings of 1st Pacific Rim Thermal Engineering Conference, PRTEC-15104, Mar. 2016.

（国内研究会等発表論文）

• 秋山 直登, 太田 貴士, "溶融液体金属で形成される乱流境界層の予測", 日本流体力学会　年会2015, Sep. 2015.
  宇都宮 啓紀, 太田 貴士, "圧縮性乱流せん断層における多流体混合の直接数値シミュレーション", 日本流体力学会　年会2015, Sep. 2015.
  大石 恭輔, 太田 貴士, "DNSによる壁面粗さ効果と乱流構造の空間的特徴の予測", 第93期流体工学部門講演会, Nov. 2015.
  江口 大樹, 太田 貴士, "直接数値シミュレーションによる粘弾性流体乱流の瞬時構造の観察", 日本機械学会北陸信越支部第53講演会, No. 1612, Mar. 2016.