数百テスラ規模の強磁場中で発現する流体不安定性の探求

 

氏名:松尾 一輝

所属:大阪大学理学研究科物理学科

概要:数百テスラ規模の強磁場中で発現する流体不安定性の探求する.強磁場中で形成される非等方な熱伝導の効果を含んだ2次元の流体計算を用いて,強磁場中での擾乱の成長を予測し,実験で検証した.強磁場中では,磁力線に垂直な方向の電子の運動がラーマ半径程度に抑制されることで,電⼦熱伝導の非等⽅性が形成される.この非等方性によってターゲット表面で形成される圧力不均一が擾乱の成長を促す事がわかった.

 




Posted : 2017年02月21日