所属：同志社大学大学院　理工学研究科

概要：炭素繊維強化プラスチック(Carbon Fiber Reinforced Plastic:CFRP)は鉄などの金属に比べ非常に軽量・強いことから航空分野をはじめ様々な分野で利用が広がっている。しかしながら航空機が被雷した際にCFRPの構造上の理由から熱的スパークなどによる事故が発生することが憂慮されている。このことよりCFRP製機体に適切な耐雷設計を施すため
にCFRPの電気的特性を明らかにすることが重要である。

論文掲載,発表実績:
（国際会議会議録掲載論文）

• T. Umeda, M.Nakagawa, Y.Baba, N.Nagaoka, H.Tsubata, T.Nishi, H.Fujisawa,”FDTD analysis of lightning current in a CFRP panel,”Asia-pacific international conference on lightning (APL2017) Krabi (2017)
• T. Umeda, Y.Baba, H.Tsubata, T.Nishi, Y.Sato,”FDTD simulation of lightning currents and electric field in a CFRP panel with triangular prism cells,” International Conference on Lightning and Static Electricity (ICOLSE2017), Nagoya (2017)

（国内研究会等発表論文）

• 梅田晃央，上野航暉，馬場吉弘，津端裕之，西孝裕樹，佐藤保宜：「CFRPパネルの実寸モデルにおける雷電流分布および端部電界分布のFDTD解析」電気学会放電・開閉保護・高電圧合同研究会，沖縄 (2017)
• [4] 梅田晃央，上野航暉，馬場吉弘，津端裕之，西孝裕樹，佐藤保宜：「三角柱セルを用いたFDTD法によるCFRPパネルの熱分布解析」電気学会高電圧研究会，久米島 (2018)