肺気道を考慮した三次元肺音シミュレーション

 

氏名:伊井仁志1、竹田圭佑2、和田成生2

所属:1 首都大学東京大学院システムデザイン研究科、2 大阪大学大学院基礎工学研究科
概要:肺音において,肺気道の経路構造が肺内の音伝播および肺外への音放射に与える影響を明らかにするため,気道,肺実質・間質内および肺外部での伝播を再現する多媒質弾性波モデルに対し大規模並列シミュレーションを行った.肺気道の影響として,その経路構造は肺内の圧力伝播に,また,その存在が肺全体の振動挙動および肺外への音放射にそれぞれ影響を与えることを示した.

 

論文掲載,発表実績:

(国内研究会等発表論文)

  • 伊井仁志,竹田圭佑,越山顕一朗,和田成生,“流体・構造・音響連成解析による肺クラックル音の理解”,第23回計算工学講演会論文集,Vol. 23,3頁, 2018年6月.

  • 竹田圭佑,伊井仁志,吉永司,越山顕一朗,和田成生,“気道および肺実質内の音響伝播モデルを用いた肺音伝播メカニズムの考察”,日本機械学会第31回バイオエンジニアリング講演会講演論文集,2頁,2018年12月.

 




Posted : 2019年03月01日