壁面せん断流中の粘弾性流体の流動に関する研究

 

氏名:仁村友洋

所属:東京理科大学大学院 理工学研究科

概要:水などのニュートン流体に比べ,界面活性剤溶液にみられる粘弾性流体の流動は複雑である.粘弾性流体では,せん断流中で形成されるミセル構造などによって生じる付加的な応力が乱れを誘起したり,抑制したりする.しかし,そのメカニズムは十分な理解がされていない.本研究では,直接数値解析によって複雑な粘弾性流体の流動現象を理解する.

 

論文掲載,発表実績:
(その他)

  • 仁村 友洋,河田 卓也,塚原 隆裕,“回転平面クエット流におけるロールセル構造への粘弾性安定化作用”,日本機械学会流体工学部門 複雑流体研究会,同志社大学,2019年6月
  • Tomohiro Nimura, Takuya Kawata, and Takahiro Tsukahara, “Study on Viscoelasticity-induced Spatio-Temporal Modulation of Roll Cells in Wall-bounded Shear Flow,” Asian Pacific Congress on Computational Mechanics, Taipei, Taiwan, December 2019.

 




Posted : 2020年03月31日