所属：¹Purdue University, ²Institute of Laser Engineering, Osaka University.

概要：レーザー生成カーボンプラズマの2次元軸対称輻射流体シミュレーションを行い、トムソン散乱計測（実験）との詳細な比較を行い、レーザー照射直後から30nsまで、また空間的にはレーザー入射軸にそって200ミクロンから500ミクロンにわたり、密度、温度、速度において定性的な一致が得られた。定量的にも密度、温度に関して50%程度の差で一致を見た。全体としてシミュレーションの温度が高い傾向にあるため、今後、レーザー入力設定値について検討を進め、より高精度なレーザー生成プラズマシミュレーションを目指す。

論文掲載,発表実績:
（学術雑誌掲載論文）

• D. Nakamura, R. Tasaki, M. Kawamoto, H. Oshima, M. Higashihara, H. Ikenoue, T. Wakayama, A. Sunahara, and T. Higashiguchi, “Silicon twisted cone structure produced by optical vortex pulse with structure evaluation by radiation hydrodynamic simulation”, Scientific reports 10 (2020) 20512.

（国内研究会等発表論文）

• 砂原淳,"レーザーアブレーションの数値モデリング", at 41th Annual Meeting of the Laser Society of Japan, January18– January 20, 2021(招待講演)