vol.18 Plant Twin: 育種・栽培のための植物仮想化

今回のHPSC Newsでは、「Plant Twin: 育種・栽培のための植物仮想化」に取り組んでおられる、大阪大学 情報科学研究科 大倉 史生様の御研究を紹介します。

 

研究者:大倉 史生
所属:大阪大学 大学院情報科学研究科
本研究の究極目標は、植物センシングデータからの植物体の完全仮想化、つまり植物のデジタルツインの生成です。本研究では特にコンピュータビジョンに関する技術要素に着目し、植物を撮影した画像群から、その形状のみならず、枝葉構造、時系列変化などを、遮蔽領域も含めて再現します。仮想化植物モデルは、シミュレーションや遺伝子との対応付けを可能にし、栽培の自動化、育種(品種改良)の高速化の強力なツールになります。




Posted : 2025年05月12日