災害時における2次医療圏の医療資源配分と搬送最適化

 

氏名:水野 信也
所属:順天堂大学
概要:本研究は大規模災害時の傷病者搬送において,車両数・搬送ルート・医療機関の収容能力を同時に考慮した搬送体制の評価を行うことを目的とする.特に,実際の救護活動の様子を模して,搬送に要する時間を定量的に算出し,時間的側面から搬送体制を評価する.これにより,災害時の搬送リソース配分の妥当性を検討し,より実践的な災害医療体制の構築に資する知見の提示を目指す.
以下にはモデルの構築について説明する.傷病者を救護所へ搬送するルート(aルート)と,救護所から各病院へ搬送するルート(bルート)2つのルートを仮定し,前者は容量制約付き配送計画問題に基づいた傷病者搬送モデルの構築を行い,遺伝的アルゴリズムによって最適化計算を行った.後者は,前者の結果を入力条件としてシミュレーションを行い,各傷病者の重症度に合った適切な病院を選択・再搬送し,最終的な搬送にかかった時間や各医療施設の収容人数を推計した.

 

論文掲載,発表実績:
(国内研究会等発表論文)

  • 阪野 朱音, 大場春佳, 水野信也, "災害時における2次医療圏医療資源配分と搬送最適化", 日本ソーシャルデータサイエンス学会2026シンポジウム&研究発表会, Jan. 2026.

 




Posted : 2026年03月31日