現在、SQUID 汎用CPUノードの利用が増加しており、実行待ち時間が長期化しています。この状況への対応として、2026年1月16日より、1ノードかつ実行時間1時間以下のジョブを対象に、Microsoft Azure を利用したクラウドバースティング機能を提供します。
本機能により、SQUIDの計算ノードが混雑している場合、Microsoft Azure 上の計算ノードへジョブが自動的に転送・実行され、待ち時間が短縮される可能性があります。以下の注意事項をご確認の上、ぜひクラウドバースティング機能をご活用ください。
提供開始日時
対象
ポイント消費について
クラウドバースティング利用方法
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#!/bin/bash #------- qsub option ----------- #PBS -q SQUID #クラウドバースティングを利用できるキューは、SQUIDのみです。 #PBS --group=G01234 #所属するグループ名 #PBS -l cpunum_job=76 #使用するCPUコア数の要求値 #PBS -l elapstim_req=01:00:00 #ジョブの最大実行時間の要求値 1時間の例 #PBS --enable-cloud-bursting=yes #クラウドバースティングすることを許可します。 #PBS -U cloud_wait_limit=04:00:00 #待ち時間が指定時間を超える場合、バースティング対象ジョブとなり、クラウドで実行されることがあります。待ち時間=4時間の例 #------- Program execution ----------- module load BaseCPU #ベース環境をロードします cd $PBS_O_WORKDIR #qsub実行時のカレントディレクトリへ移動 ./a.out > result.txt #プログラムの実行 |
注意事項
1.Microsoft Azure上の計算ノードのハードウェア構成はSQUID汎用CPUノードと異なるため、計算時間・結果が変わる可能性がございます。
・SQUID汎用CPUノード:
プロセッサ:Intel Xeon Platinum 8368 (Icelake / 2.40 GHz 38コア)2基
主記憶容量:256GB
・Microsoft Azure 計算ノード:
プロセッサ:Intel Xeon Platinum 8280 (Cascade Lake / 2.70GHz 24コア)4基
主記憶容量:2048 GB
※実際に使用できるリソースは、CPU 76コア、メモリ 248GB (SQUID 汎用CPUノードと同等) です。
Microsoft Azure 計算ノードはSQUID 汎用CPUノードとはNUMAの構成が異なるため、バースティング時の影響として、ジョブスクリプトでオンプレ環境を前提としたコア割り当てを指定すると、実行エラーもしくは性能が低下する可能性があります。
2.クラウドバースティング機能をONにして、Microsoft Azureの計算資源を利用された場合でも、SQUID汎用CPUノードと同等のポイントが消費されます。
すなわち、ジョブを実行したノード時間 x 汎用CPUノードの消費係数(0.2998)x 汎用CPUノードの燃料係数 x 汎用CPUノードの季節係数
という計算式となります。
3.クラウドバースティング機能をONにした場合、以下の点についてご理解の上、利用いただいたものとみなします。
・Microsoft Azure上の計算ノードで計算が行われる可能性があります。
・リソースの空き具合によっては、Microsoft Azureの計算資源が利用されず、SQUID上の汎用CPUノードのみで計算が行われる場合があります。
4.Microsoft Azure上の計算ノードは、ネットワーク経由でSQUIDのファイルシステムにアクセスします。I/O性能はSQUID汎用CPUノードよりも低下します。
このため、特にI/O処理が多いプログラムでは、計算時間に遅延が発生する可能性があります。
上記をご確認の上、クラウドバースティング機能をご活用いただければ幸いです。
Posted : 2026年01月15日

