EUV-FELナノ集光光学系の開発

 

氏名:花田翔

所属:大阪大学大学院工学研究科 物理学系専攻 精密工学コース

概要:SACLAにおいて、硬X線自由電子レーザーXFELパルスの7 nm回折限界集光が達成され、原子物理学をはじめとする高エネルギー密度科学分野への応用が期待されている。我々は次の目標として実験可能な波長を広範囲に展開し、EUV-FELのナノレベル集光を達成し、物理学の新境地の開拓を目指す。EUVの波長は硬X線と比較して約100倍長く、ナノレベル集光のためには光学系作製技術と波面補正技術ともに高い技術が求められる。光線追跡と波動光学に基づく計算シミュレーションを行ったうえで、光学系を製作し、集光実験を行う予定である。

 




Posted : 2025年03月31日