OCTOPUSでは、流体/連続体シミュレーションプラットフォームOpenFOAMをご利用いただけます。

 

利用方法

下記のコマンドで環境設定ファイルを読み込むことで、OpenFOAMのコマンドが利用可能になります。

$ module load BaseApp
$ module load OpenFOAM

 

バッチジョブで実行してください。下記はチュートリアルのdamBreak($FOAM_TUTORIALS/multiphase/interFoam/laminar/damBreak)を実行する方法です。

まず、ケースディレクトリをコピーし、ケースディレクトリに移動します。

$ cp -r $FOAM_TUTORIALS/multiphase/interFoam/laminar/damBreak/damBreak .
$ cd damBreak

ケースディレクトリにあるsystem/decomposeParDictを編集して領域分割数を指定します。この実行例ではnumberOfSubdomainsを512、methodをscotchに指定します。

numberOfSubdomains 512;

method            scotch;

前処理をフロントエンド上で実行します。これらの処理はジョブスクリプトに書いても構いません。

$ cp 0.orig 0 -r
$ blockMesh
$ setFields
$ decomposePar

以下のジョブスクリプトを作成し、投入します。

バッチジョブの投入方法はこちらをご覧ください。
qsubコマンド

 
ジョブ終了後、以下のコマンドを実行することでシミュレーション結果を統合できます。

$ reconstructPar

シミュレーション結果はParaViewで確認できます。

 

参考情報

OpenFOAM公式ページ