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※募集期間を10月27日(金)まで延長しております。
本プログラムでは、お手持ちのプログラム(非商用)を本センターで預かり、大規模計算機に対する最適化および並列化を行います。最適化、並列化することにより、本センター大規模計算機システムを最大限利活用することが見込まれるプログラムを募集いたします。なお、プログラムによっては性能評価およびコンパイルオプションによる最適化のみの対応となる場合があります。予めご了承のほどよろしくお願いいたします。
ご興味・ご関心のあります方は是非ご応募ください。
募集要項
募集期間 | 9月27日(水) - 10月27日(金) |
応募資格 | 本センター大規模計算機システムのユーザ |
対象プログラム数 | 若干数 (応募者多数の場合、お断りする可能性があります。) |
応募方法 | 申請書に必要事項を記入のうえ、サイバーメディアセンター大規模計算機システム担当(system@cmc.osaka-u.ac.jp)まで送信してください。 申請書 申込受付を終了いたしました。 |
応募に当たってのご注意
- 採択された方には、チューニング支援によるご自身の研究へのインパクトについてのコメント・感想を提出いただきます。
- 過去に本プログラムで採択された方が申し込まれる場合、採択の優先度が下がります。予めご了承ください。
本プログラムへのご感想
今回は2件のチューニングをしていただき,ありがとうございます.どちらも自分の知識や講習会で聞いただけの内容では対応が難しく思いました.はやりプロの方々の助けがあって,初めて高速化ができると実感いたしました.重ねて厚くお礼を申し上げます.
(九州工業大学 坪井 伸幸 様)
このたびは我々の開発いたします「粒子法による摩擦焼付きシミュレータ」の基本コードにつきまして、その性能調査を含めた高速化のご検討ならびにGPU化をご実施いただき、まことにありがとうございました。本コードは多粒子間相互作用計算のための大規模並列化プラットフォームとして理研で開発されたFDPS(C++版)を用いています。当初OpenMP並列化を試みていただいたものの、このプラットフォームの並列機能との重複が性能向上を阻む問題が生じました。そこで最終的に、本件コードの高速化、GPU化につきましては、OpenACCによるGPU向け並列化を行うことでご対応をいただきました。具体的には、ひずみ増分マトリクスの決定、2体相互作用寄与を含む加速度の決定の箇所と、メイン関数について、GPU向け並列化を実装いただきました。これにより、従来のCPU向けスレッド並列と同等の性能が担保されました。今後、CPU資源とともにGPU資源を用いての計算が可能になりましたことで、本コードの利用や開発の幅が広がりました。心よりお礼申し上げます。
(鹿児島工業高等専門学校 杉村奈都子 様)
過去の実績
過去の実績については、こちらから閲覧可能です。
開催日 :9月27日(水) - 10月27日(金)で受付
講師 :サイバーメディアセンター
開催場所:-
種類 :チューニング支援
定員 :若干数
申込締切:2023年10月27日(金) 17:00