第3回 並列Fortranに関するシンポジウムのご案内(6/7)

大阪大学サイバーメディアセンターが協賛しております並列Fortranに関するシンポジウムについて、下記のとおりお知らせいたします。
 
 
「並列Fortranの現状と展望」~現代化か肥大化か?~
日時:2017年6月7日(水)13:00 - 16:30
場所:TKP品川港南口会議室(東京都港区港南2-4-3三和港南ビル 4F)
   JR 品川駅 港南口 徒歩4分, 京急本線 品川駅 高輪口 徒歩7分
 
概要:
高性能Fortran推進協議会では,一昨年8/18に理化学研究所計算科学研究機構(神戸)で開催した第1回シンポジウム(Fortranは絶滅危惧種なのか?),昨年6/1に東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター国際会議室で開催した第2回シンポジウム(Coarrayは救世主なのか?)が好評だったため,本年も第3回を開催致します.
 
Fortran 2003の言語仕様は,Fortran 95と比較して大幅に改訂されており,オブジェクト指向プログラミングの機能を本格的に取り入れて,現代化を図っています.一方で,この機能拡張は,仕様の肥大化を招いたためにコンパイラの開発を困難にし,高性能計算を阻害する要因になっている場合もあります. そこで,Fortranのオブジェクト指向プログラミング機能について意見交換ができればと考え,本シンポジウムを企画しました.まず,FortranワーキンググループのProject EditorであるMalcolm Cohenさんに,Project Editorの立場から,この機能の現状や将来について御講演いただき,ユーザサイドからは,この機能を活用されている立場と高性能計算を求める立場から,それぞれ御講演いただきます.
 
オブジェクト指向プログラミング機能を知っている人も知らない人も,既に使ったことがある人もない人も,ぜひ御参加いただき,Fortran仕様の将来についてもディスカッションできれば幸いです.
 

主催:高性能Fortran推進協議会
共催:自然科学研究機構 核融合科学研究所
  :理化学研究所 計算科学研究機構
協賛:大阪大学サイバーメディアセンター
  :京都大学学術情報メディアセンター
  :神戸大学計算科学教育センター
  :筑波大学計算科学研究センター
  :東北大学サイバーサイエンスセンター
  :公益財団法人 計算科学振興財団
 
シンポジウムの詳細・お申し込みについてはこちらをご覧ください。
 




Posted : 2017年03月28日