道路橋用アルミニウム合金材の実用化に向けた研究

report2014_2015040906

 

氏名:西井智紀
所属:大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 大倉研究室 M1
概要:アルミニウム合金は軽量で耐食性が優れているため,アルミニウム合金材を道路橋に適用することで,耐震性の向上およびコスト削減を図ることを目的とする.長方形板のせん断耐荷力を基礎とし,桁のせん断耐荷力算定式を仮定した.せん断を受ける桁に対して,FEMによる弾塑性有限変位解析を行い,その解析値と耐荷力曲線を比較することで同式の妥当性を検討した.図に示すように,解析値が耐荷力曲線より上側にプロットされている.このことから,仮定した同式で桁のせん断耐荷力が与えられる.
 

論文掲載,発表実績:

  • 西井智紀,大倉一郎,“突起付きアルミニウム合金板の曲げ耐荷力”,平成26年度卒業研究
  • 山中誠矢,大倉一郎,“せん断を受けるアルミニウム合金桁の耐荷力”,平成26年度卒業研究
  • 前田貴公,大倉一郎,“せん断を受ける突起付きの細長いアルミニウム長方形板の耐荷力”,平成26年度土木学会全国大会第69回年次学術講演会発表
  • 鳥畑一博,大倉一郎,“アルミニウム合金桁の曲げ耐荷力算定式”,平成26年度土木学会全国大会第69回年次学術講演会発表

 




Posted : 2015年03月10日