イメージベース有限要素弾塑性解析によるアルミニウム鋳造合金の疲労亀裂発生メカニズムの解明

 

氏名:桑水流理,寺西正輝

所属:福井大学 学術研究院 工学系部門

概要:アルミニウム鋳造合金の高強度化を目指し,疲労き裂発生メカニズムを実験と数値解析の両面から解明している.大型放射光施設SPring-8で撮像したCT画像を用い,イメージベース有限要素弾塑性解析を実施し,疲労負荷時の金属組織内の応力・ひずみ場を評価した.応力集中部の幾何学的な特徴や,繰り返し負荷による応力の増加について検討した.並列有限要素解析にはオープンソース有限要素解析コードFrontISTRを使用し,東京大学FX10で実行した.解析結果の可視化のみ,大阪大学VCCの並列化対応可視化ソフトAVS/PCEを用いて実施した.

 




Posted : 2017年03月30日