所属：関西大学システム理工学部

概要：各種工業機械で見られる流れの多くは伝熱を伴う乱流場であり，熱設計のさらなる高度化に向けて乱流熱伝達の時空間変動の詳細を把握する必要がある。本研究では乱流熱伝達率の時系列画像計測で問題となる画像ノイズの低減手法を評価する目的で，実験と同様の平行平板間乱流を対象とした直接数値シミュレーションを行った。

論文掲載,発表実績:
（国際会議会議録掲載論文）

• Yutaka Oda, Masaharu Shimoda, Tomohiro Kasahara, Tatsuro Yamazaki, Ryosuke Matsumoto, "Measurements of Turbulent Wall Heat Transfer Using Temperature Sensitive Paint with Image Denoising by a Machine Learning Method", Proceedings of Twelfth International Symposium on Turbulence and Shear Flow Phenomena (TSFP12), Paper No. 394, Jul. 2022.

（国内研究会等発表論文）

• 小田豊，下田将治，笠原友宙，山崎龍朗, 松本亮介, "感温塗料による乱流熱伝達場の画像計測における機械学習を用いたノイズ低減", 第59回日本伝熱シンポジウム, Paper No. F133, May 2022.