公式サイトはこちらをご参照ください。
QuantumESPRESSOはGPUノード群およびベクトルノード群向けにインストールしております。(汎用CPUノード群は調整中です)また、一部パッケージにのみ(ベクトルノード群はPWのみ、GPUノード群はPW、CPにのみ)対応しており、その他のパッケージについてはご利用いただけません。
バッチリクエストによる処理のみ許可しております。ジョブスクリプト例と、ジョブ実行方法について以下で解説いたします。
ジョブスクリプトの作成:GPUノード群
以下の例は76MPIプロセス(GPUノード群1ノード)で実行する場合のジョブスクリプトです。ファイル名に特に指定はありませんが、本項ではjob.shとしています。
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#!/bin/bash #PBS -q SQUID #PBS --group=(グループ名) #PBS -l elapstim_req=01:00:00 #PBS -l gpunum_job=8 #PBS -T openmpi module load BaseApp/2022 module load QuantumESPRESSO/7.0.GPU cd $PBS_O_WORKDIR mpirun ${NQSII_MPIOPTS} -np 76 pw.x -in psiwat.in |
ジョブスクリプトのその他の行についてはこちらをご参照ください。
ジョブスクリプトの作成:ベクトルノード群
以下の例は80MPIプロセス(ベクトルノード群1ノード/SX-Aurora TSUBASA 8基を使用)で実行する場合のジョブスクリプトです。ファイル名に特に指定はありませんが、本項ではjob.shとしています。
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#!/bin/bash #PBS -q SQUID #PBS --group=(グループ名) #PBS -l elapstim_req=01:00:00 #PBS --venode=8 #PBS -T necmpi module load BaseApp/2021 module load QuantumESPRESSO/6.4.1.VEC export LM=`which pw.x` cd $PBS_O_WORKDIR mpirun -version /opt/nec/ve/bin/mpisep.sh ${LM} "-np 80 -npool 2 -nband 1 -ntg 1 -ndiag 4 -input ausurf.in" |
ジョブスクリプトのその他の行についてはこちらをご参照ください。
実行方法
作成したジョブスクリプトを投入します。
% qsub job.sh
投入したジョブの状況確認方法はこちら。
実行が終了すると、結果ファイルに計算結果が出力されます。