公式サイトはこちらをご参照ください。
QuantumESPRESSOはCPUノード群、GPUノード群、ベクトルノード群それぞれにインストールしております。ノード群によっては一部パッケージにのみ(ベクトルノード群はPWのみ、GPUノード群はPW、CPにのみ)対応しており、その他のパッケージについてはご利用いただけませんケースもございます。ご了承ください。
バッチリクエストによる処理のみ許可しております。ジョブスクリプト例と、ジョブ実行方法について以下で解説いたします。
ジョブスクリプトの作成:汎用CPUノード群
以下の例は76MPIプロセス(汎用CPUノード群1ノード)で実行する場合のジョブスクリプトです。ファイル名に特に指定はありませんが、本項ではjob.shとしています。
※dos計算を利用される場合はmodule load QuantumESPRESSO/7.2の代わりにmodule load QuantumESPRESSO/7.2v2と指定してください。
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#!/bin/bash #PBS -q SQUID #PBS --group=(グループ名) #PBS -l elapstim_req=01:00:00 #PBS -T intmpi module load BaseApp module load QuantumESPRESSO/7.2 cd $PBS_O_WORKDIR mpirun ${NQSV_MPIOPTS} -np 76 pw.x -in psiwat.in |
ジョブスクリプトのその他の行についてはこちらをご参照ください。
ジョブスクリプトの作成:GPUノード群
以下の例は76MPIプロセス(GPUノード群1ノード)で実行する場合のジョブスクリプトです。ファイル名に特に指定はありませんが、本項ではjob.shとしています。
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#!/bin/bash #PBS -q SQUID #PBS --group=(グループ名) #PBS -l elapstim_req=01:00:00 #PBS -l gpunum_job=8 #PBS -T openmpi module load BaseApp module load QuantumESPRESSO/7.0.GPU cd $PBS_O_WORKDIR mpirun ${NQSV_MPIOPTS} -np 76 pw.x -in psiwat.in |
ジョブスクリプトのその他の行についてはこちらをご参照ください。
ジョブスクリプトの作成:ベクトルノード群
以下の例は80MPIプロセス(ベクトルノード群1ノード/SX-Aurora TSUBASA 8基を使用)で実行する場合のジョブスクリプトです。ファイル名に特に指定はありませんが、本項ではjob.shとしています。
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#!/bin/bash #PBS -q SQUID #PBS --group=(グループ名) #PBS -l elapstim_req=01:00:00 #PBS --venode=8 #PBS -T necmpi module load BaseApp module load QuantumESPRESSO/6.4.1.VEC export LM=`which pw.x` cd $PBS_O_WORKDIR mpirun -version /opt/nec/ve/bin/mpisep.sh ${LM} -np 80 -npool 2 -nband 1 -ntg 1 -ndiag 4 -input ausurf.in |
ジョブスクリプトのその他の行についてはこちらをご参照ください。
実行方法
作成したジョブスクリプトを投入します。
% qsub job.sh
投入したジョブの状況確認方法はこちら。
実行が終了すると、結果ファイルに計算結果が出力されます。