SQUIDとOCTOPUSではファイルシステムが別のシステムになっています。
本項ではOCTOPUSも利用している方向けに、SQUIDとOCTOPUS間でのファイル転送手順を説明します。
 

    ※本項はSQUIDのフロントエンド上で作業を行う場合の手順の説明です。
     OCTOPUSのフロントエンド上で作業を行う場合は以下のページをご覧ください。
    OCTOPUSでの手順
     

同一アカウントでのファイル転送

SQUIDとOCTOPUSで、同じアカウントを使用している場合のファイル転送方法です。
OCTOPUSのファイルシステムの一部領域は、SQUIDのフロントエンドサーバからアクセスすることが可能です。
ファイルパスが異なりますのでご注意ください。

OCTOPUS上でのファイルパス SQUIDからアクセスする場合のファイルパス※
OCTOPUSのhome領域 /octfs/home/ /octfs/home/
OCTOPUSのwork領域 /octfs/work/ /octfs/work/

※SQUIDの計算ノードからOCTOPUSのファイルシステムにアクセスすることはできませんので、ファイル転送にのみご利用ください。

 
以下はファイルの転送方法です。SQUID,OCTOPUSでの利用者番号を「a61234」としています。
・OCTOPUS → SQUID(SQUIDフロントエンド上で作業する場合)

    OCTOPUSのホームディレクトリ下の abc ディレクトリの中のファイル sample.c を、SQUIDのホームディレクトリに転送する場合

% cp /octfs/home/a61234/abc/sample.c ~

・SQUID → OCTOPUS(OCTOPUSフロントエンド上で作業する場合)

    SQUIDのホームディレクトリ下の abc ディレクトリの中のファイル sample.c を、OCTOPUSのホームディレクトリに転送する場合

% cp /sqfs/home/a61234/abc/sample.c ~