vol.06 リアルスケール社会シミュレーション
今回のHPSC Newsでは、「リアルスケール社会シミュレーション」に取り組んでおられる関西大学 総合情報学部 村田 忠彦 先生、総合情報学研究科 原田 拓弥 様の御研究を紹介します(所属は取材時)。
研究者:村田 忠彦1, 原田 拓弥2
所属:1関西大学 総合情報学部 教授, 2関西大学大学院 総合情報学研究科(所属は取材時)
研究概要:社会シミュレーションはノーベル経済学賞の受賞業績の1つにもなるほど注目されていますが,抽象度の高いシミュレーションが多いことが指摘されてきました.私たちは,実際の環境や人口を対象としたリアルスケール社会シミュレーションを実現するため,人口合成に取り組んでいます.公開されている都道府県・市町村・町丁目の統計やさらに細かな基本単位区の範囲の統計を用いて日本の全人口を合成してきました.以下のリンクから合成人口の利用をリクエストしていただけます.http://www.res.kutc.kansai-u.ac.jp/~murata/rsss-distribution/
Posted : 2019年07月01日