vol.20 研究データ管理のための来歴記録システム

今回の HPSC Newsでは、「研究データ管理のための来歴記録システム」に取り組んでおられる、大阪大学 D3センター 高性能計算・データ分析融合基盤協働研究所 / 日本電気株式会社 コンピュート統括部 並木 悠太 様の御研究を紹介します。
研究者:並木 悠太
所属:大阪大学 D3センター 高性能計算・データ分析融合基盤協働研究所 / 日本電気株式会社 コンピュート統括部
研究概要:
近年、オープンサイエンスへの取り組みが求められています。研究の透明性を高め、データの利活用を促進するためには、研究データだけでなく、それがどの入力データを用いてどのような過程を経て作られたかを示す「来歴」も重要な情報です。我々は、計算機システムで生成されるデータの来歴を自動的に記録するシステム「SCUP-HPC」の研究開発を行っています。SCUP-HPCは、利用者のプログラムに修正を加えることなく、計算機実験の結果のもととなった入力データファイル、プログラム実行時に与えたオプションなどの情報を記録できます。これにより、計算機実験の再現性と信頼性を高め、ひいては利活用を促進し、オープンサイエンスの実現にも貢献します。
Posted : 2026年05月15日

