SX-ACE 並列プログラミング入門(MPI)

概要

本講習会では一般的なMPIによる並列プログラミングの基礎と利用をFortran を用いて実習により説明します。
スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

MPIとは

MPIとは、分散メモリ並列処理におけるメッセージパッシング(複数のプロセス間でデータをやり取りするために用いるメッセージ通信操作)の標準規格のことです。
ノード間をまたがる並列化が可能となるため、その分大きなメモリ空間が利用可能になります。ただし、ユーザ自身で処理の分割やノード間の通信を指示する必要があるため、プログラミングの負担がやや大きくなります。
SX-ACEを利用する場合、MPIより簡易なノード間並列手法として「HPF」を用意しております。講習会はこちらからお申込みください。
 

こんな方におすすめです

・大規模並列化について興味がある方
・Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
・C, Fortran によるプログラム経験がある方
 

受講に当たってのご注意

講習会では実習を行いますので、ネットワークに接続可能なノートPCを必ずお持ちください。
また、ターミナルソフト(TeraTermなど)を使用しますので、あらかじめインストールをお願いいたします。
 

参考情報

MPI利用方法(SX-ACE)
HPF利用方法(SX-ACE)
 

配布資料

SX-ACE並列プログラミング入門(MPI)(pdf)
SX-ACE並列プログラミング入門(MPI)演習補足資料(pdf)

 


開催日 :9月15日(木)  10:00 - 16:30
講師  :日本電気(株)
開催場所:サイバーメディアセンター本館 2階中会議室(吹田キャンパス)
種類  :座学、実習
定員  :15名
申込締切:9月13日(火) 17:00

講習会の募集は終了しました