これから大規模計算機システムを利用される方や、現在利用されている方を対象とした利用講習会、説明会の一覧です。

 

受講対象は「大阪大学D3センターの大規模計算機システムを利用している方」もしくは「大規模計算機システムを利用していないが、国公私立大学・高等専門学校に所属する教職員、大学院学生及び学部学生の方」となります。

 

受講のお申込みは各ページからお願いいたします。

終了した講習会

 

アイコンについて

アイコンは講習会の種類ごとに分かれております。受講の参考にしてください。
 計算機を初めて利用する方向けの講習会
 プログラムを高速化したい方向けの講習会 
 アプリケーション利用に関する講習会



スケジュール
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AkaiKKR講習会 −高性能計算・データ分析基盤システム SQUIDを用いたハンズオン−

開催日 | 2025年10月9日(木) 10:00~17:00 (9:30接続開始)

KKRグリーン関数法を用いた第一原理電子状態計算プログラムAkaiKKRの講習会を行います。
KKRグリーン関数法は、高速、高精度、コンパクト性などの特徴を持つ全電子計算手法です。
AkaiKKRはこれにコヒーレントポテンシャル近似(CPA)を組み込んでいます。そのため、通常の規則結晶だけでなく、不純物系や不規則置換合金、混晶といった不規則系を取り扱う事ができます。この手法では系のグリーン関数を直接計算するので、線形応答理論や多体問題などへの応用にも向いています。
今回の講習会では、AkaiKKRを用いた電子状態計算にご興味のある方を対象に、AkaiKKRの概要と基本的な使い方を、本センターの高性能計算・データ分析基盤システムSQUIDを利用して、実際にAkaiKKRに触れていただきながら講習を行います。
特に、初めてAkaiKKRを実行する民間企業の研究・技術者、実験研究者、大学院生の参加を歓迎いたします。

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初めてのスパコン

開催日 | 10月10日(金) 13:30 - 15:30

本講習会ではD3センターのスーパーコンピュータの利用方法について学びます。大規模計算機システムを1週間自由に使用できる「無料お試しアカウント」を配布しますので、スーパーコンピュータを使った研究を検討している方に、大変おすすめできる内容となっています。

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スパコンに通じる並列プログラミングの基礎

開催日 | 10月17日(金) 13:30 - 15:00

本講習会では、並列プログラミングについて、まったくの初心者向けにその手法や考え方の基礎について紹介します。また、大規模な並列計算が可能な大型計算機やコンピュータシステムを扱うのに必要となる Unix についても、まったくの初心者でもおおよそ困らないように簡単な概観を提示します。

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レーザー加工の理解と解析に向けたSALMON利用法講習会 −高性能計算・データ分析基盤システム SQUIDを用いた応用計算ハンズオン−

開催日 | 2025年11月6日(木) 11:00~16:30 (10:30接続開始)

量子多体系を記述する広汎な量子格子多体ハミルトニアンに対する、 ランチョス法および熱的純粋量子状態を用いた基底状態および有限温度物性計算のための高効率かつ大規模並列対応の汎用アプリケーションであるHΦの講習会を行います。 今回の講習会では、HΦを用いた量子格子模型のシミュレーションに興味のある方を対象に、 HΦの概要と基本的な使い方を、PC上と大阪大学全国共同利用大規模並列計算システムOCTOPUSで、実際にHΦに触れていただきながらお伝えします。また、2018年9月にリリースされたHΦ ver3.1の新機能(実時間発展法など)についても紹介します。 実験研究者や大学院生のご参加を歓迎いたします。