8/30から9/2にかけて予定しておりますシステムメンテナンスにてSXクロスコンパイラ(FORTRAN90/SXコンパイラ、C++/SXコンパイラ、NEC Fortran 2003 コンパイラ)のバージョンアップを実施します。
詳細:
今回のバージョンアップに伴い、SXクロスコンパイラのバージョンは下記表のとおりとなります。
バージョンアップ伴う機能強化・修正内容(pdf)の閲覧には、利用者番号での認証が必要です。
現行 | バージョンアップ後 | 機能強化・修正内容(pdf) | |
FORTRAN90/SX コンパイラ | Rev.520 | Rev.530 | sxf90_rev530.pdf |
C++/SX コンパイラ | Rev.103 | Rev.110 | sxc++_rev110.pdf |
NEC Fortran2003 コンパイラ | Rev.041 | Rev.042 | sx03_rev042.pdf |
C++言語仕様のアップデートにより、一部除外された機能が使用不可となっております。
詳細は下記をご覧ください。
<注意事項>
・適用される言語仕様の既定値の変更により、従来コンパイルできたソースプログラムが
コンパイルできなくなることがあります。新しい規格で除外された項目、規格が厳しくなっ
た項目が該当します。プログラムの改造を推奨しますが、それが難しい場合は、-Kstd オプ
ションで古い言語規格を選択し、コンパイルしてください。
・GCC は、C/C++言語規格の一部の文法を受け付けません。C++/SX のGCC 互換機能を有効
にした場合も同様にそれらを受け付けません。このため、GCC 互換言語仕様を既定値で有効
としたことにより、従来コンパイルできたソースプログラムがコンパイルきなくなることが
あります。その場合は、-Kstd オプションでGCC 互換を含まない言語規格を選択するか、
-Knogcc を指定しコンパイルし直してください。
・C++03 (2003 年のC++規格)で導入され、C++11 (2011 年のC++規格)で廃止されたexport
テンプレート機能は、コンパイラから削除し利用できなくしました。コンパイル時にC++03
の規格を適用しても利用できませんのでご注意ください。
Posted : 2016年08月29日