高Z 物質をドープした慣性核融合ターゲットの爆縮性能解析
氏名:白戸 高志、大西 直文
所属:東北大学工学研究科
概要:レーザー核融合では燃料球にレーザーを照射することで高密度に圧縮することを目指すが、流体不安定性により微小な擾乱が急速に成長して非球対称な爆縮となり、核融合反応の効率が低下してしまう。我々は燃料球に原子番号の大きな物質(高 Z 物質)をドープすることで流体不安定性を抑制することを目指して数値解析を行っている。
所属:東北大学工学研究科
概要:レーザー核融合では燃料球にレーザーを照射することで高密度に圧縮することを目指すが、流体不安定性により微小な擾乱が急速に成長して非球対称な爆縮となり、核融合反応の効率が低下してしまう。我々は燃料球に原子番号の大きな物質(高 Z 物質)をドープすることで流体不安定性を抑制することを目指して数値解析を行っている。
論文掲載,発表実績:
(国際会議)
- T. Shiroto, N. Ohnishi, A. Sunahara, and S. Fujioka, “Dependence of Ablative Rayleigh-Taylor Instability on High-Z Dopant Concentration”, Proceedings of Eighth International Conference on Inertial Fusion Science and Applications (accepted).
- T. Shiroto, N. Ohnishi, A. Sunahara, and S. Fujioka, “Radiation influences of high-Z doped ICF target on implosion performance”, The 16th International Workshop on Radiation Properties of Hot Dense Matter, Vienna, Sept. 29 – Oct. 3, 2014.
(国内会議)
- T. Shiroto, N. Ohnishi, A. Sunahara, and S. Fujioka, “Hydrodynamic instability analysis on deceleration phase with implicit time-integration”, Plasma conference 2014, Niigata, Nov. 18 – Nov. 21, 2014.
- 白戸 高志、大西 直文、砂原 淳、藤岡 慎介、佐々木 明、「高 Z 物質を含む爆縮シミュレーションにおける原子過程モデルの影響」、日本物理学会第 70 回年次大会、東京、3 月 21 日 – 3 月 24 日、2015 年。
Posted : 2015年03月25日