マルチスケールの熱流動シミュレーションに関する研究
氏名:
芝原正彦,植木祥高
芝原正彦,植木祥高
所属:
大阪大学大学院機械工学専攻
概要:
LESを用いてタービン翼列内部に生じる局所的なエントロピー生成量の調査を行うことを目的にSX-ACEを用いた数値解析を行った.チャネル流れを用いてLESにおける局所的なエントロピー生成量の計算手法の提案を行い,その妥当性を評価した.そして,その計算手法を用いて,馬蹄渦が生成されるタービン翼前縁付け根部とエンドウォール上で生じるエントロピーの予測を行った.
論文掲載、発表実績:
(国際会議会議録掲載論文)
- Daichi Hirota, Yutaka Oda, Kouta Fujiwara and Masahiko Shibahara. “LARGE EDDY SIMULATION OF LOCAL TIME-MEAN ENTROPY PRODUCTION IN TURBULENT HEAT TRANSFER FIELDS”, The 5th Asian Symposium on Computational Heat Transfer and Fluid Flow, 25 NOVEMBER 2015.
(国内研究会等発表論文)
- 廣田大地,小田豊,藤原航太,芝原正彦,“LESにおける局所的なエントロピー生成の予測手法に関する研究”,日本機械学会 熱工学カンファレンス2015,2015年10月24-25日, No.15-48.
(その他)
- 今年度の計算機利用により1名が修士の学位を取得
Posted : 2016年03月31日