マイクロ熱工学に関する分子シミュレーション
氏名:芝原正彦,植木祥高,藤原邦夫
所属:大阪大学大学院機械工学専攻
概要:ナノ・マイクロメートルスケールのエネルギー輸送現象を原理的に理解して制御することを目的として,ナノ構造が凝縮過程や凝縮時の熱抵抗に与える影響を,分子動力学法を用いて調査した.また壁面での凝固現象が微粒子に及ぼす影響に関しても分子動力学解析を用いて現象解明を行った.
そのために大規模可視化対応PCクラスタを用いた.
論文掲載,発表実績:
(国際会議会議録掲載論文)
- 1. “Molecular dynamics study on effects of structure on nucleation of water droplets”, Proceedings of the 16th International Heat Transfer Conference (IHTC-16), K. Matsui, K. Fujiwara, Y. Ueki, and M. Shibahara, IHTC16-23792, 2018.
(国内研究会等発表論文)
- 「凝固界面と微粒子の相互作用に関する分子動力学的研究」,宮本智也,藤原邦夫,芝原正彦,日本機械学会熱工学コンファレンス2018,E212,2018.
- 「固体壁面近傍における水の凝固過程と微粒子の相互作用に関する分子動力学解析」,内田翔太,藤原邦夫,吉田順一,芝原正彦,第55回日本伝熱シンポジウム講演論文集,G323, 2018.
Posted : 2019年03月01日