波長多重通信デバイスのためのフォトニック結晶構造の設計に関する研究

 

氏名:山口 拓也, 森藤 正人

所属:大阪大学大学院 工学研究科 電気電子情報工学専攻 先進電子デバイス基礎領域

概要:帯域幅が従来よりも広い、新たなフォトニック結晶直行格子導波路(OLW)を提案し、共振器からOLWへの光取り出し効率を計算した。計算には3次元FDTD法を用い、導波路有無によるQ値変化から結合効率を算出した。計算の結果、従来の導波路よりも帯域幅が2倍となり、光取り出し効率も良好な値となることがわかった。

 

論文掲載,発表実績:
(その他)

  • Takuya Yamaguchi, Takahiro Horiba, Masato Morifuji, and Masahiko Kondow: “Transmission Characteristics of a Novel Waveguide Structure for Wavelength Division Multiplexing” Compound Semiconductor Week 2019, MoP-D-3, Nara, Japan, 2019.
  • 山口拓也, 森藤正人, 梶井博武, 近藤正彦, 直交格子フォトニック結晶導波路の導波周波数と伝搬損失, 2019年電子情報通信学会ソサイエティ大会, 2019.9.10-13、C-3-2, 大阪大学豊中キャンパス(豊中市)

 




Posted : 2020年03月31日