主流の脈動を伴うチャネル乱流熱伝達の直接数値解析
氏名:小田 豊1,山崎龍朗2
所属:1関西大学システム理工学部,2関西大学大学院理工学研究科
概要:主流の脈動を伴う乱流現象は往復動内燃機関のシリンダ筒内などで見られる非定常流れであり,脈動乱流場における熱輸送現象を調べることは工学的に重要である.本研究では基礎的な平行平板間の脈動乱流場を対象とした直接数値解析(DNS)を行い,脈動流中の渦構造とそれに伴う輸送現象の変化を調べた.
論文掲載,発表実績:
(学術雑誌掲載論文)
- 山崎龍朗,小田豊,松本亮介,香月正司,"脈動を伴う平行平板間乱流熱伝達のDNS", 日本機械学会論文集, Vol. 86, No. 884, p. 19-00197, Apr. 2020.
- T. Yamazaki, Y. Oda, R. Matsumoto and M. Katsuki, "Effect of thermal wall condition on the dissimilarity of momentum and heat transfer in pulsating channel flow", Journal of Thermal Science and Technology, Vol. 15, No. 2, p. JTST0017, Aug. 2020.
(国内研究会等発表論文)
- 山崎龍朗,小田豊,松本亮介,香月正司,"ステップ状の流量変化に対するチャネル乱流熱伝達の過渡応答",日本機械学会熱工学コンファレンス2020,Paper No. E123, Nov. 2020.
- 山崎龍朗,小田豊,松本亮介,香月正司,"ステップ状の流量変化に伴う平行平板間乱流熱伝達の過渡応答に関するDNS", 第57回日本伝熱シンポジウム,Paper No. B222, Jun. 2020.
Posted : 2021年03月01日