分子雲コア収縮と原始星形成シミュレーション
氏名:町田正博, 原田直人, 野崎信吾
所属:九州大学大学院理学研究院
概要:3次元非理想磁気流体多層格子法を用いて星間雲から星が出来るまでの数値シミュレーションを行った。初期に星間雲が持つ回転軸を大局磁場の方向に傾けることで、大局磁場とは異なる方向に伝搬するアウトフローを再現することが出来た。この結果は、近年の星形成領域の偏光観測とよく一致しており、アウトフローの伝搬方向が磁場の方向と異なるメカニズムを説明することが出来た。
論文掲載,発表実績:
(学術雑誌掲載論文)
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Harada, N., Hirano, S., Machida, M. N., Hosokawa, T.
Impact of magnetic braking on high-mass close binary formation,’’ 2021, Monthly Notices of the Royal Astronomical Society 508, 3730–3747.
Posted : 2022年03月01日