レーザー生成スズプラズマからの輻射発生の2次元輻射流体シミュレーション
氏名:砂原 淳1, 城﨑知至2, 粂田智洋2, 西原功修3
所属:パヂュー大学原子力工学科1, 広島大学大学院先進理工系科学研究科2, 大阪大学レーザーエネルギー学研究所3
概要:レーザー生成スズプラズマから放射される輻射スペクトルの時間変化を解析するための2次元輻射流体シミュレーションの開発改良、及びコードを用いたプラズマダイナミクス、輻射スペクトルの解析を行った。10nsパルスのレーザー終了後、100nsに至る長時間の計算を行うことができるようになり、レーザーパルス終了後も光電離を引き起こし得る低エネルギー輻射が放射され続けることがわかるなど、プラズマダイナミクスと輻射スペクトル特性に関する結果を得た。
論文掲載,発表実績:
(学術雑誌掲載論文)
- K. Sugimoto, N. Iwata, A. Sunahara, T. Sano, and Y. Sentoku, “Dynamics of ultrafast heated radiative plasmas driven by petawatt laser light”, Plasma Physics and Controlled Fusion 64 (2022) 035004.
(国内研究会等発表論文)
- 粂田智洋 他, ”レーザープラズマから放出される水の窓領域X線のレーザー強度依存性”, 日本物理学会 2022年春季大会 2022年3月16日
Posted : 2022年03月01日