流れの急加速・急減速を伴う平行平板間乱流熱伝達の直接数値解析
氏名:小田 豊1,山崎 龍朗2
所属:関西大学システム理工学部1,関西大学大学院理工学研究科2
概要:流れの非定常性が乱流場における運動量と熱の輸送機構へ与える影響を調べることは工学的に重要である.本研究では基礎的な平行平板間乱流を対象に,流量が短時間の間に急激に増加,もしくは減少する系の直接数値解析(DNS)を実施し,流量の変化に伴う壁面熱伝達や乱流渦構造等の変化を調べた.
論文掲載,発表実績:
(国際会議会議録掲載論文)
- Tatsuro Yamazaki, Yutaka Oda, Ryosuke Matsumoto, Masashi Katsuki, "Momentum and Heat Transfer Associated with Vortex Structure in Pulsating Turbulent Channel Flow", The 15th International Symposium in Science and Technology 2021, ME-O05, Aug. 2021.
(国内研究会等発表論文)
- 山崎龍朗, 小田豊, 松本亮介, 香月正司, "脈動乱流における乱れの再分配機構に基づく運動量・熱輸送の局時的非相似性の検討", 第58回日本伝熱シンポジウム, Paper No. F124, May 2021.
Posted : 2022年03月01日