微小スケールにおける流体運動の現象論的モデルに関する研究

 

氏名:大森健史

所属:大阪公立大学工学部機械工学科

概要:近年のMEMS技術の進展に伴い,微小流路内での流動制御の重要性が増しているが,制御のベースとなる現象論(例えば壁面上での流速に対する境界条件)は未確立である.本研究では,分子動力学法による計算結果を流体力学に基づき解析し,微小スケールにおける流体がしたがう壁面境界条件について,特に壁面の分子スケールの粗さが固液摩擦に及ぼす影響について調査した.

 

論文掲載,発表実績:
(国内研究会等発表論文)

  • 山本紘生, 大森健史, “微視的な幾何学的不均一性のある固体面における流体力学的境界条件”, 数値流体力学シンポジウム, 2022.12.14

 




Posted : 2023年03月31日