Plant Twin: 育種・栽培のための植物仮想化

 

氏名:大倉 史生,劉 新鵬

所属:大阪大学大学院情報科学研究科

概要:本研究の究極目標は、植物センシングデータからの植物体の完全仮想化、つまり植物のデジタルツインの生成である。本研究では特にコンピュータビジョンに関する技術要素に着目し、植物を撮影した画像群から、その形状のみならず、枝葉構造、時系列変化などを、遮蔽領域も含めて再現する。仮想化植物モデルは、シミュレーションや遺伝子との対応付けを可能にし、栽培の自動化、育種(品種改良)の高速化の強力なツールになる。結果、植物を撮影した画像から、深層学習を用いて2次元の枝構造を高精度で推定する手法の構築に成功した。

 

論文掲載,発表実績:

(国内研究会等発表論文)

  • Xinpeng Liu, Hiroaki Santo, Yosuke Toda, Fumio Okura, "TreeFormer: Hard-constrained Image-to-graph Generation", 画像の認識・理解シンポジウム, 2023年7月.

 




Posted : 2024年03月31日